様々な国で英語を教えてきた豊富な経験により確立された効率的な英語学習法

今年、日本ではラグビーのワールドカップが開催され、来年には東京2020オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪万博と国際的なビッグイベントが相次ぐ。しかし、世界からの訪問客を受け入れる側の日本人の英語力は果たして大丈夫だろうか。世界各国の20万人にオンライン英会話を提供するEF English Live(イングリッシュライブ)のニック・バーネット代表をロンドンのオフィスに訪ねた。

 

Welcome to Tokyo ! でおもてなし

「『Welcome to Tokyo !(ようこそ東京へ)』と一言伝えるだけでも、相手の外国人は『見ず知らずの他人』から『歓迎された1人』に変わります。こうした小さな一言が重要な意味を持ち、東京2020オリンピックの成功につながるのではないでしょうか」

バーネット代表は開口一番、こう切り出した。
「人口が1億2000万人を超える日本で英語を使う必然性がない状況は理解できます。他の言語を習得しなくても、やっていけるからです。独自の文化と伝統を持つ日本では、第2言語として英語を学ぶことに、歴史的にそれほど強い意味がなかったのではないでしょうか」

 

「使って覚える」オンライン英会話

1965年、スウェーデンで設立されたEF は「教育で世界の扉を開く」がモットー。子供の頃に「失読症」という読み書きが困難な学習障害に悩まされたスウェーデン人実業家バーティル・ハルト氏がロンドンで働きながら英語を身に着けた経験をベースにして、語学事業を展開している。

オンライン英会話のイングリッシュライブも「使って覚える」が徹底され、スマートフォンからも簡単に利用できるシステムになっている。半世紀以上にわたって、様々な国の様々な人たちに英語を教えてきた豊富な経験に基づいて確立された効率的な英語学習法が特徴だ。

「オンライン教材」でリーディングやライティング、発音まで基礎英語を身につけたあと、「オンライン英会話」でネイティブ講師と直接、英語でやり取りする。資格を持つ講師3000人がスタンバイし、予約すれば24時間いつでも好きな時間にレッスンを受けられる。

「学び(Learn)」「試し(Try)」「応用(Apply)」する学習方法で、「通常より3~5倍早く英語が身につく」(バーネット代表)という。

 

共通言語で世界は良くなる


出典:https://www.newsweekjapan.jp/stories/english/2019/01/welcome-to-tokyo.php

世界は急激に進んだグローバル化の反動で「協調」から「分断」へと逆回転を始めている。「英語学習を通じて物質的・政治的な境界を取り除くことに貢献したい」という信念を持つバーネット代表はこう強調した。

「グローバル社会に生きる我々には、共通言語が必要です。言葉は壁をなくすことができる。人々を隔てる壁や誤解をなくして、より良いコミュニケーションを取ることができれば、世界は良くなる。文化や言葉のバリアを取り払うことで、人類は1つになれるのではないでしょうか」

 

“様々な国で英語を教えてきた豊富な経験により確立された効率的な英語学習法”への3 つのコメント

  1. そうそう。英語ができなくても生活には困らない。仕事上必要な人が頑張って覚えるっていう感じ。

  2. 英語で会話できたらかっこいいなー!っていう憧れはあっても、普段の生活の中ではそもそも機会はほぼない。

  3. 日常会話・・・というか、聞かれたことをある程度理解できて、身振り手振りを加えながら時には書きながら答えられる程度でも良いかなー、と個人的には思う。ネイティブとか完璧を求めすぎなくても!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。